また排水芯違いでトイレ工事ストップ!?現場調査でこの作業を怠ると起こる悲劇。

最近、下請けとしてトイレの交換工事に伺うたびに「排水芯を間違えていた」というトラブルが連続しています。
実はトイレの工事では“排水芯”というたった一つの数字の確認漏れが、工事を止めてしまう原因になります。
この記事では、
「排水芯とは何か?」
「なぜ工事が止まってしまうのか?」
「どうすれば防げるのか?」
を職人目線で解説します。
【排水芯って何?】
排水芯ってそもそも何?
排水芯とは、トイレの排水管の中心から、壁や床からの距離のことです。
トイレの排水管には大きく分けて
「床排水」
と
「壁排水」
がありますが、
床排水でよくあるのが
⚫︎200mm
⚫︎リモデル対応タイプ(排水芯が300-500ぐらい)
壁排水
⚫︎床から120
⚫︎床から150
のタイプがあります。
【②なぜ工事が止まってしまうのか?】
排水芯の確認ミスがなぜ工事を止めるのか?
例えば、排水芯200mmの現場に“リモデルタイプのトイレ”を持っていってしまうと、物理的に接続ができません。
現場で、配管をやり直すか、商品を交換するしかなくなり、
配管をやる場合は床を壊すなど本来不必要な工事をしなければいけないし、商品を交換するとなっても、在庫があれば別ですが、基本的には納品まで日数を要します。
なので、ほぼ100%工事が延期になります。
これが一度でも起きると、お客様のスケジュールや信頼にも影響が出てしまいます。
【③どうすれば防げるのか?】
・見分け方と事前チェックのコツ
現場調査では、必ず既存のトイレの品番をチェックするか、便器を取り外して排水芯を実測するのが安全です。
ただ、多くの場合は品番を控えてネットで調べて確認する
というのが一般的です。
トイレの排水芯の確認は“たった5分”でできます。
しかしここ最近このミスが続いている現場に入ってるので、少なからずあるということです。
トイレ工事で大事なのは、事前のひと手間で工事中断を防ぐということ。
排水芯の確認だけは、絶対に“思い込み”で済まさないことが大切です。
下請けとして、こういうあるあるミス現場を見るからこそ、マカナリフォームに直接お客様からご依頼頂いた現場で活かせます。
“失敗”というのは自分から学ぶよりも、他人から学ぶ方ミスの方が頭に残ると言われています。
なので下請けとして入る現場でミスが起こると
「なぜこういうミスをするのか?」
を考え、
更には取付方法、取り外し方法を知ってる職人だからこそ、そういうシンプルなミスは起こさない自信があります。
ただミスは誰にでも起こり得るので、自戒も込めてブログにさせてもらいました。
職人さんやリフォーム業者の方、そしてこれからリフォームを考えるお客様にも、少しでも参考になれば幸いです。
◾️お風呂、キッチン、洗面台、トイレ、給湯器の水まわりリフォームを検討されている
◾️大体の価格だけでも知りたい方
◾️他社様でお見積り出してもらったけどマカナリフォームだと同じ内容でいくらなのか?
などなど少しでも水まわりのリフォームにご興味のある方はぜひマカナリフォームへお問い合わせください。
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